ちゃんとした旅行記はHP
の方にいつか作るとして…(苦笑)
今回はモアさんのブログでオリエンタルヒルズ沖縄の写真を
紹介していただいたので、
お礼かねがね、本日は簡単な旅行記を…
オリエンタルヒルズのすばらしさは、
とても文章では表現しきれないものでした。
アジアンリゾートのような優雅さと、
日本独特の旅館のおもてなしが
見事に融合したすばらしいところ…という印象です。
素敵なおもてなしの精神は予約したところから始まります。
インターネットで予約したのですが、
すぐに心のこもったメールの返事が来ました。
何かを問い合わせてもすぐに返事が来るので、
このレスポンスのよさにまず心地よい気持ち。
当日は、那覇空港に無料でお出迎え。
真っ白なベンツに真っ白のスーツを着た運転手さんが、
那覇空港の表玄関ど真ん中でどどーんと待ち構えていました。
運転手さんは優雅な物腰の紳士!って感じの方で、
対応は申し分ないほど丁寧。
この時点で「特別感」に包まれます。
だって、空港中の人たちの視線を一身に集めるんですから(笑)
ちょっと気恥ずかしくもありますが(^^;;
すぐにベンツに乗り込み、
まずはソフトドリンクとお絞りのサービス。
車の中でスパや夕食のメニューが渡され、
好みが決まったら運転手さんに伝えます。
運転手さんはその場でリゾートの方へ連絡をいれ、
私たちの希望を事細かに伝えておいてくれました。
オリエンタルヒルズのある恩納村まではおよそ一時間、
その間、程よい距離感で運転手さんは話を振ってきました。
沖縄の伝統、沖縄の文化、沖縄の季節などについて
いろいろ話は弾みました。
そんなこんなであっという間にオリエンタルヒルズに…
小高い丘をゆっくりとあがっていくと、
美しい緑に囲まれたメイン棟の入り口に吸い込まれていきます。
入り口にはスタッフが勢ぞろいで頭を下げていました。
圧巻でした(苦笑)
オリエンタルヒルズのスタッフは女性の方が多いので、
支配人も物腰の美しいな女性でした。
この方の対応はいつもお見事!
とにかく何事も手際よく対応してくださるので、
これほど心地よく満足させてくださった方は初めてかも。
で、
チェックインの最中、ウエルカムドリンクが振舞われます。
よく冷えた甘いジュースは、
沖縄のむしっとした気候に疲れた体に染み渡りました。
とにかく、感動だったのは、
スタッフすべての方たちのプロフェッショナルさです。
すばらしい教育を施されているのでしょう、
一人として不満感を与える対応をしませんでした。
これには本当に驚かされます。
みんな常に明るい笑顔を振りまき、
決してフレンドリーではないけれど、
程よい距離感をたもちつつ、けっしてゲストから注意をそらさない。
そのすべての慇懃な対応は、
本当のおもてなしというものの
優雅で、風靡な心遣い…そのものでした。
いい、経験させていただきました(*^.^*)
でも何か自分がとてつもない権力を持った人間に
なったかのような錯覚に陥るので、ご注意ください(笑)
ここまですばらしいスタッフを育てることができるとは
正直びっくりです。
今までいろいろ
有名どころや高級どころと言われるところへ
仕事の関係もあり幸運にも行くことが多い私ですが、
ここまで心地良い気持ちにさせられたのは初めてでした。
ソネバ系もかなりの高得点ではありましたが、
オリエンタルヒルズの比ではありません(^^;
(あ、予断ですがこのあと11月に行った「はせを亭」さんも
オリエンタルヒルズに負けず劣らずすばらしいおもてなし精神でした)
と、いろいろ話はそれましたが…
チェックインが済むとすぐにおへやに案内してくれます。
お部屋まではカートで移動です。
けっして歩いて行動できない距離ではないのですが、
カートは呼べば即来てくれるので便利です。
お部屋は十分な広さです。
インテリアはあまり好みではなかったのですが、
落ち着きのある大人の隠れ家って雰囲気です。
バスルームも広く、バスタブも余裕のある大きさ。
ジャグジー付で、ヘッドの部分には
柔らかな枕まで付いていて超快適♪
バスルームの窓は全面ガラスなので、
恩納村の様子や美しい海を一望できるのです。
さて、食事ですが、これまたすばらしくおいしかったぁ♪
フレンチ、和食、洋食、寿司、鉄板焼きから好きなものをチョイスできます。
ただし、連れが和食で自分は洋食…とかっていうのは
相談が必要なようです。
なぜなら、食事内容によって使う個室が違うから。
私たちは当初、私がお寿司、
おっとが鉄板焼きで申し込んでみたのですが、
(同じおへやで用意できるとのことでした)
やっぱり二人一緒が良いね、ってことで
鉄板焼きをお願いしなおしました。
写真も撮りたかったのですが、
個室だったし、鉄板の向こうには
シェフが二人もいるし、
うしろには数人のスタッフが待機しているはで、
とてもとても写真を撮れる雰囲気ではありませんでした(^^;
でもつきっきりで給仕してくれるので
本当に快適な食事でしたよ。
ワインも泡盛もおいしかったし
なにより料理がすばらしくおいしくて、
すごい量でしたが完璧に食べちゃいました(≧∇≦)
写真をお見せできないのが残念(>.<)
器やお皿などのセンスもよくって、
個室の雰囲気もシェフの盛り付けのセンスも素敵でした。
そうそう、じつは食べている最中に
私の胃が痛み始め、(今回仕事がハードでしたので…)
そっと中座しておへやに薬を取りに言ったんです。
おっとに「胃が痛いからおへやに薬取りに行ってくる」
そう小さな声で耳打ちしただけだったのですが、
お部屋から薬を取って戻る最中、
支配人が途中のエレベーターで私を待っていてくれ、
「お加減がお悪いとお伺いいたしました。
何か他の食事をご用意いたしますか?それともお薬をご用意しましょうか?」
と、駆け寄ってきてくれたんです。
「いえ、持病の胃炎なので、薬はあります。
食事を続けるのも問題ありません。私こそ中座して申し訳ありません」
と告げると、
「とんでもございません。
お力になれることがあったらすぐにお申し付けくださいませ。
それでは、お食事をお楽しみください」
と、優しい笑顔で付け加えてくれました。
そのあとも支配人自ら気遣ってくれ、
たのしくも落ち着いたディナーとなったことは言うまでもありません。
その後のデザートだけは
好きな場所に好きなものを用意してくれるんです。
メイン棟のインフィニティープールの前でも
レストランにあるソファーラウンジでも、
BARでも、どこでもOK!
私たちは空気の澄んだ夜だったので
プールサイドで柔らかな明かりに包まれて
おいしいデザートとケーキの盛り合わせを頂きました。
かなりお腹いっぱいだったの残してしまったことが
今となっては悔やまれます(笑)
その後、お部屋で少し休んでから
雰囲気最高のBARへ。
かなりお高いBARですが(^^;
主人も私もカクテルや泡盛を
これでもかこれでもかと飲みました( ̄▽ ̄)=3
(あとで請求書見てちょっとびっくり(゜o゜;;)
女性のバーテンダーの作るいろいろなお勧めカクテルを
頂きましたが、どれもこれも飲みやすくて、
私はしばらくぶりにしたたか酔っ払ってました(笑)
お部屋に帰ってから
酔っ払ってハイテンションになった私は
お部屋のプールで素っ裸になって泳ぎまくりました。
今考えるとかなり恥ずかしさ全開の私ですが、
外から見えないつくりのプールなので
けして非常識な行動じゃないということだけご理解ください(^-^;
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さてさて次の日の朝…
お願いしていた時間に朝食が運ばれてきました。
すばらしい晴天だったので
お部屋のプールサイドのテーブルにセット。
朝から素敵な食事♪
私の方は、昨夜胃が痛いと言っていたからか
気を利かせて朝粥メニューになっていました。
優しいなぁ~~
でも夕べ胃が痛いといいながら
お酒をがぶ飲みしたのに…すみません<(_ _)>
美しい海を見下ろしながら食べる朝食は最高です。
味ももちろんいいのですが
すばらしい景色がまた味を引き立てます。
もう帰るのかぁなんてちょっと寂しくなったりして。
私たち、この日は近くのゴルフ場を予約していました。
送迎が無料ということで、
チェックアウトの際に、空港までではなく
そのゴルフ場までお願いしたいと申し出ると
快く承諾してくれ、ゴルフのプレー時間ちょうどに着くよう、
それまでラウンジで時間を潰していてもいいとのこと。
私と主人はお勧めメニューのゴーやジュースを頼み、
ゆっくりおしゃべりしていました。
と、そのとき、
いかにも大金持ちのお坊ちゃまって感じの若者が
大人数の女の子たちを連れ立って
レセプションで大はしゃぎし始めたのです。
たった今着いたばかり…という感じ。
どー見ても20歳そこそこの若い…って少年って雰囲気。
正直言ってここの雰囲気にはまったくそぐわないので
私たちもびっくりしてついつい目が行ってしまいます。
男の子たちの連れている女の子も
どーみても平成生まれのギャル。
「いいだろここ。好きなだけ騒いでいいぜ」
なんてひとりの男の子が言うと
女の子たちは再び大はしゃぎ。
「マジ、超すげーじゃん」
女の子たちの声は静かなここにギンギン響き渡りました。
と、そのとき、
「ねぇっ!ちょっと支配人!」
尊大な感じで一人の男の子が大声を張り上げます。
「部屋、二部屋とってたけど、空きがあるならもう一部屋用意して」
だって…
おお、大盤振る舞いだ!
どこの御曹司だろう?!
育ちはいいが柄は悪い…申し訳ないけどそんなイメージ。
私とおっとが静かにジュースを飲んでいると
そのラウンジにも大人数でどかどか押しかけ
大騒ぎ。
支配人もあわてたように彼らを奥の個室に押し込めました。
そしてすぐに私たちのところへ駆け寄り
「お騒がせして申し訳ございません。」
と、丁寧に頭を下げてくれましたが、
別に彼女のせいじゃないし、
彼らだってお客様なのだから、
支配人たちも辛い心境だったんでしょうね。
私たちはもっとうるさく騒ぐ年頃の子供がいるので(涙)
うるさいのには慣れているし、
あまり他人の行動に目くじら立てるほうじゃないから
「気にしないでください」
と言って、「でもすごい人数ですね」
と、付け加えると
「ええ、ご予約の人数より増えたようです」
と、ちょっと困ったような顔をしていました。
ま、そんなこんなで出発の時間。
スタッフ総出でお見送り。
昨日と同じベンツが滑り込んでくると、
支配人が私の方へなにやら大きな包みを差し出してきました。
(ここから下はサプライズなので読みたい方だけ反転して読んでね)
「これからゴルフされるということで
お腹がすいてはいけませんから料理長にお弁当を作らせました
本当にちょっとした内容ですが是非お召し上がりください」
彼女は笑顔でそういい、
先ほどの騒がしさのお詫びを再び繰り返しました。
そんなことより、手作りのお弁当なんて用意してくれて
私もおっともあまりの気遣いに恐縮してしまい
こちらこそと何度も何度も頭を下げていました。
お弁当まで用意してくれるなんて…
本当にびっくりです。
またこのお弁当がすばらしいのなんのって…
ちょっとしたお弁当…なんてもんじゃなく
とても手の込んだおむすび弁当でしたので
プレーしながらその美味なものを堪能させていただきました。
すごーーーーくおいしかったぁ。
量もばっちりでしたしね♪
このサービスって滞在した方全員にあるのかな?
でもこれってHPとかパンフには一切触れていないから
ここに書いちゃまずかったかな?
サプライズなのかも…。
ってことで、これはここだけの話にしてください(笑)
で、ゴルフ場までベンツで送ってもらったのですが、
降りる際も降りてからも、
運転手さんの慇懃丁寧な対応は人目を引きます。
ちょっと…いやかなりすごい特別扱いです。
出迎えたゴルフ場のキャディーさんもびっくりしてました。
「すごいいいところに泊まったのね~~
ベンツで送られてきた人なんて始めてみたよ。
どこかのお偉いさんかと思いました」
後になってそういわれて笑い話になるほど、
オリエンタルヒルズのサービスは飛びぬけて
すばらしくも優雅なものでした。
本当に今でも忘れられません。
今度はまた是非、ゆっくり滞在したいです。
でも高いからなぁ…。
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